寒い季節になると無性に食べたくなる鍋。調理が簡単で、バランスよく野菜やお肉を食べることができるので、一人暮らしをしている人は、「一人鍋」をすることも多いんじゃないでしょうか。
私は冬になると週1~2で一人鍋しちゃいます。
鍋といえば、やっぱり土鍋で作りたい。でも、あんまり大きな土鍋だと余らせてしまうし、小さすぎても具材が入らない。
一人鍋をしたいときは、どんなサイズを買えばいいの?
そんな悩みに答えるべく、どのくらいのサイズの土鍋がベストかを解説します。
一人暮らし、一人鍋に最適なサイズは?
土鍋のサイズは、普通「号」という単位で分けられ、売られています。一人暮らしの人や、一人鍋をしたい人はどの号数の土鍋を買えばいいのでしょうか?土鍋のサイズと対応する人数を表にまとめてみました。
土鍋のサイズと使う時に最適な人数
サイズ | 直径(持ち手含む) | 口径(持ち手含まない) | 適応人数 |
5号 | 直径20cm前後 | 口径18cm前後 | 1人 |
6号 | 直径22cm前後 | 口径20cm前後 | 1~2人 |
7号 | 直径25cm前後 | 口径22cm前後 | 2~3人 |
一人暮らしに一番おすすめなサイズはずばり、6号です。
でも、どういう使い方をしたいか?によって最適なサイズは変わりますので注意が必要です。
次の項目から、サイズごとのおすすすめの使い方を紹介していきます。
※同じ号数でも、お店によって微妙に大きさが違いますので、心配な方は商品の直径や口径をチェックしてみてくださいね。
雑炊や湯豆腐に・・5号土鍋
5号土鍋は、鍋料理を作るにはちょっと小さいかな?というサイズです。
ただ、雑炊やスープを作って、食器に移しかえずにそのまま食べることができるので、洗い物をできるだけ出したくない!という人は、スープ用鍋兼食器として購入するのもおすすめですよ。
おすすめの5号土鍋
スタジオエムの土鍋、DAUBE(ドゥーブ)シリーズ
ドゥーブシリーズは、ちょっと浅めの日本製土鍋です。
和洋どちらにでも映えるデザインなので、パエリアやグラタンの鍋としても使えます。5号土鍋なので、そのまま食卓に出してもちょうどいいサイズです。
こっくりとしたあめ色の茶色バージョンもおすすめ。
直火や電子レンジはOKですが、IHは非対応です。
取っ手が使いやすい!伊賀焼の片手雑炊鍋
雑炊やスープを作って、そのまま一人分のうつわとしても使える鍋です。
取っ手は握りやすい、ほどよい太さです。
日本製。直火と電子レンジは対応。IHは不可です。
一人鍋に最適!6号土鍋
6号土鍋は一人鍋としては最適サイズ。作りすぎることもないので、鍋を作ってそのまま食べきりたい人にはおすすめです。
具材をたくさん入れた鍋を作りたい場合や、2人で鍋をすることもある場合は、7号を選んだほうがストレスなく使えると思います。
おすすめの6号土鍋
土鍋といえばこれ!長谷園の「あめ釉土鍋」
伊賀焼の土鍋。伊賀焼は耐火度が高く、土鍋に向いている焼き物です。
また蓄熱力が高く、冷めにくく火からおろした後もトロ火で煮込んでいるような温度を保ちます。
土鍋といえば長谷園、というほど人気の土鍋で、一般的な土鍋より美味しい鍋料理ができると評判なんだそう。
食洗器、電子レンジは不可、IHは非対応で直火のみOKです。
おそろいのとんすいもあります。
ふたがガラスで具材が良く見える!HARIOの土鍋
耐熱ガラスメーカー「HARIO」の土鍋です。
ふたが耐熱ガラスになっているので、具材が良く見えます。
見た目もスタイリッシュで洋食にも使えそうです。
日本製。直火、電子レンジOK。IHにも対応しています。
ふたが器として使える!ふたが丼のどんどなべ
コロンとしたフォルムがかわいい、1人用土鍋です。深めの鍋なので、6号サイズですが食べごたえのある量作ることも可能です。
大きめなフタはなんと・・お茶碗として使えちゃうという一人二役なお鍋です。
ご飯を炊いたり、雑炊を作るのにもおすすめ。
直火や電子レンジ、食洗器はOKですが、IHは不可です。
蓄熱調理で時短!MOLATURAのbestpot(ベストポット)
bestpot(ベストポット)は、一般的な土鍋の焼き方である「萬古焼」の鍋と、ホーローの蓋を組み合わせた新しい土鍋です。
鍋は二重構造の羽釜形状になっているので、熱を逃さず、蓄熱調理をすることができます。
例えば煮込み料理をするときも、10分火にかけて、後は置いておくだけで、勝手に鍋が調理してくれるという、時短もできてガス代も節約できるという優れものです。
さらに小さなサイズのminiもあります。
直火はOK、IHは一部対応です。電子レンジは不可。
具材をたくさん入れたい人は・・7号土鍋
具材をたくさん入れて一人鍋をしたい人におすすめのサイズが7号。
一人鍋もするけど、たまに誰かが来て二人鍋のときもある、という場合もおすすめ。二人鍋だと食べきりサイズです。
私はこの7号サイズで一人鍋をしていますが、問題なく使えています。
サイズ上どうしても作りすぎてしまうので、多めに作って、今日と明日の分、みたいな感じで食べています。
パウチの鍋スープの素は半分入るくらいのサイズです。
おすすめの7号土鍋
ザ・定番はこれ!銀峯 花三島
萬古焼きの土鍋。安心の日本製です。
我が家の土鍋はこの、花三島の7号土鍋です。デザインは地味ですが、安いうえに、安心の日本製。
私は野菜たくさん入れたい派なので、大きさも気に入っています。
もう10年近く使ってますがいまだ現役です。
おそろいのとんすいとレンゲもあるので、セットで使うのもいいですね。
目止め処理がいらない!萬古焼 菊花
ふつう土鍋は、小さな穴が無数に空いているため、「目止め」といって、少量のお米を炊いてしばらく置く、という匂い移りや水漏れを防ぐ処理が必要となります。
この「菊花」は、そういった下処理がなくても、匂い移りや水漏れに強い土鍋です。
火の通りも良いので、鍋料理の時もすぐに火が通ります。
直火、電子レンジはOK、IHは不可です。
ちなみにセットの小鉢もあります。
迷って決められない・・それなら中間サイズの6.5号
7号だと大きすぎる気がするけど、6号だと物足りないかも・・
そういった方のために、中間サイズもあります。決められない場合は間をとる、というのも手かもしれません。
おすすめの6.5号鍋
IHも対応可!サーマテックの土鍋
鍋といえば、ふきこぼれが心配ですが、このサーマテックは構造上、ふきこぼれにくいのが特長です。
セラミック製で、IHも対応可。もちろん直火、電子レンジもOKです。
まとめ
欲しいサイズは見つかりましたか?
土鍋は、そのまま食卓に出すことが多いので、せっかくなら気に入ったデザインや機能性のものを選びたいですよね。
用途によっていくつかの土鍋を使い分けても良いかもしれませんね。