ポーランドの陶器、ポーリッシュポタリーを知っていますか?
緻密な柄とカラフルな色使いがとっても可愛い食器です。
今回はそんなポーリッシュポタリーを紹介していきます。
ポーランド陶器(ポーリッシュポタリー)とは?
ポーリッシュポタリーは、ポーランド南西部にある陶磁器の町、「ボレスワヴィエツ」にあるさまざまな陶器メーカーで作られた、ポーランドの代表的な陶器です。
ひとつひとつが、ハンドメイド
ポーリッシュポタリーは、ひとつひとつが職人による手作りで作られています。特徴的なのは、「海綿(スポンジみたいなもの)でスタンプ」する、という独特な技法。この技法により、繊細な模様を生み出しています。
電子レンジ、オーブン、食洗器、どれもOK。
ポーリッシュポタリーは、1200~1300度の高温で焼き上げられますので、熱に強く、電子レンジ、オーブン、食洗器どれでも対応しています。
また、ぽってりと厚みのある陶器のため、丈夫で欠けにくいのも特徴のひとつ。
柄の種類は選びきれないほど
柄の種類が豊富なのもポーリッシュポタリーの特徴。
シンプルなものから緻密に絵筆で描かれたものまで、様々な柄があり、窯元1社だけでも2000以上の種類があります。
柄は大まかに、
- 伝統柄
- ハイスタンダード柄
- ユニカット(ユニーク柄)
- アート柄
の4つに分かれていて、伝統柄が一番価格が安く、アート柄が一番価格が高くなっています。
伝統柄
シンプルなスタンプが特徴の柄で、伝統的パターン「ピーコックアイ」や、そこから派生した「モスキート」などの種類があります。作る際の色や模様のパターンが少ないことから、価格も低めです。
こちらは「モスキート」と呼ばれる柄のお皿です。シンプルながら、青、白、赤のパターンが可愛らしいですね。
ユニカット(ユニーク柄)
「ユニカット(英語でユニークのこと)」はたくさんのスタンプや描き込みのあるデザインで、通常の3~5倍の制作期間を要するため、価格もスタンダードなものの1.5~2倍となります。
ちなみにこのデザインは、デザイナーさんがガソリンスタンドで出会った男性が着ていた青いセーターから発想を得たんだとか。
なんだかほっこりするエピソードですね。
日本でも買える?
日本でも取り扱っている店舗はいくつもあり、オンラインショップでの購入も可能です。アマゾン、楽天などでも見つけることが可能です。
ただ、ひとつ注意したいのは、「ポーリッシュポタリー」と検索すると、ポーランドの食器ではない、とても似た陶器が出てきてしまうこと。
例えばこういったものです。
これはこれで可愛いのですが(日本製ですし)、正規のポーリッシュポタリーが買いたいときには、安い!と思ってうっかり買ってしまわないよう注意です。
間違って買ってしまいたくない方は、日本正規代理店で購入すれば間違いありません。こちらの「セラミカ・オンラインショップ」は、ポーランド陶器の代表的な窯元、「セラミカ・アルティスティッチナ社」を取り扱っているショップです。
取扱数が豊富な実店舗も持っているショップなので、安心して購入することができます。
豊富な柄と品揃えのポーランド陶器専門店【セラミカオンラインショップ】色々な形、使い方
柄もたくさんの種類がありますが、形も様々な種類があります。
使い方も洋食だけじゃなく、和食にも使えてアイデア次第!
いくつかの代表的な形や使い方をご紹介します。
ポーランド食器といえばこの形。マグカップ
雑貨屋さんやデパートなど、どこかで目にしたことがあるかもしれないこのマグカップ。日本でも人気の高い商品です。
丸みを帯びた形がかわいらしく、すこし斜めに開いた飲み口は、飲むときに口当たりが良くなるよう、考えられたデザインとなっています。
オーブンOKなので、カップケーキやプリンを焼くときの容器としても使えちゃいます。
どんな料理にも使いやすい、プレート
何かと使える、スタンダートな平皿。
20cm前後は使いやすい大きさで、19㎝は食パンが一枚収まるサイズです。
色々な柄を同じサイズで購入してコレクションするのも楽しそう。
和食といえば!お茶碗
海外の食器だから、洋食にしか合わないのではないか、と思っていませんか?
実は和食にも合うんです。
このお茶碗は日本人向けに作ったものなんだとか。
ベルメゾンネットで購入可能です。
ポーランド製のお茶碗まとめ
いかがでしたか?
華やかな柄の食器が食器棚にあるだけで、料理するときの気分も上がりそうです^^
1枚1枚は高いですが、同じ柄や形でそろえたらもっと素敵だと思うので、少しずつ買ってそろえていってもいいかも!と思いました。
誕生日プレゼントや自分へのご褒美、お祝いなどにぜひポーリッシュポタリーを!